ほけんだより

養護教諭を目指す教育学部生・ほけんだよりを書いています🌷

子どもも大人も「心のお守り」を必要としているのかもしれません

 

こんばんは。はなです。

 

最近『心をみつめる養護教諭たち-学校臨床15の扉-』という本を読み、「心のお守り」という言葉を知りました。

 

今回は、本に書かれていた「心のお守り」について、私が感じたことを交えながらお伝えしたいと思います。

 

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「心のお守り」とは、何を指す言葉でしょうか。

具体的な定義がないため、『心をみつめる養護教諭たち-学校臨床15の扉-』の一部を抜粋して 考えてみたいと思います。

 

なかなか友だちのペースについていけずに一人になりがちだった子が,ある日,胸を打って保健室にやって来ました。軽い打撲で特別な処置が必要というわけではなかったのですが,その子が抱えている胸の苦しさを感じ,「胸が痛い」と言う子の打撲部位に「ハートの形に切った湿布」を貼ってみました。その子は嬉しそうにハートの湿布を周囲の人に見せていました。(中略) 最近は「お守り」となる物を求めて,保健室を訪れる子どもたちが多くなったような気がします。  

 

みなさんはこの文章を読んで、「心のお守り」とはどのようなものだと感じましたか。私は、「心のお守り」とはその人にとってささやかな心の支えになり、次の行動を後押ししてくれるものなのかな、と感じました。

 

「ハートの形に切った湿布」という心のお守りを手にした子がその後どうなったのか、本には書かれていません。けれど、心のお守りを手にしたことで 安心感を持ち、友だち付き合いに小さな変化をもたらせたのではないかなと思います。

 

子どもへの愛情が目に見える物にこめられた「心のお守り」を身につけることで、子どもはいつでも何度でも安心感を感じていたいのかもしれません。

 

 

大人の場合はどうでしょう。大人や、中学生・高校生の子ども達だったら 目に見える物ではなくて、「言葉」を心のお守りにしている人も多いでしょうか。 家族、友達、恋人、好きな作家さんやアーティストの作品の言葉など、誰かの言葉が心のお守りとして自分を支えてくれていることもありますよね。

 

私は、考えかたを工夫すると「占い」も心のお守りとして自分を支えてくれるのではないかなと思います。

 

占いって、「○○座のあなた、今週は素敵な出会いがあるでしょう」とか「□型のあなた、仕事でチャンスが舞い降ります!」というように、未来のあなたにはこんないい出来事があるかもしれないよ〜って伝えてくれたり、「○○タイプのあなた、健康が優れないかも」というように 何か悪い予感がすることを伝えてくれるものですよね。

 

本当に占いは当たるのか?

 

それは、わかりません。けれど、占いが当たるかどうかということに注目するよりも、占いが伝えてくれる言葉に注目してみるといいかもしれません。

 

「今週は素敵な出会いがあるって占いにあったから、いつも行かない場所に行ってみようかなあ」「健康が優れないかもしれないのか〜、今日ははやく寝ようかな」

というように、占いの言葉を心の支えにして(言い方がちょっと大げさかも)、行動に移してみる、その結果 占い通りにいいことがあったり・悪いことを回避できたらラッキーだなあ〜    というように考えてみるのはどうでしょう。

 

占いが心のお守りとして、自分を少し支えて 行動を起こす後押しをしてくれそうですよね。

 

 

人間関係、テスト、仕事、自分の役割・・・

不安な気持ちが重なってしまいがちな毎日の中で

子どもも大人も、「大丈夫だよ」と伝えてくれるような

心のお守りを必要としているのかもしれません。

 

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